奥さんと二人で群馬県前橋市まで知人のお墓参りに行ってきました。
その人は、私が学生時代にたいへん世話になった「ジョージ」という人です。
ジョージと知り合ったのは、かれこれ30年も前の東京六本木のライブハウス。
彼はそこでギターの弾き語りをしていたミュージシャンでした。
ジョージは私たちより10歳ほど年上でしたが、当時バンド活動に打ち込んでいた私たちと意気投合し、すぐにいっしょに演奏活動を開始。私たちが大学を卒業してバンドが解散するまでわずか2年ちょっとでしたが共に活動を続けました。彼は仲間であり、先輩であり、相談相手でもあり、本当にお世話になりました。
そのジョージの突然の訃報に接したのが5年前。自ら死を選んだと聞いて愕然としたのを覚えています。
長い付き合いにもかかわらず、ジョージの生家の住所や電話番号も知らず、また葬儀も近親者のみの密葬だったとのことでお墓の場所もわからないままでした。
そして今年、やっとジョージの墓所がわかりました。教えてもらったのはジョージの娘さんからです。娘さんには今まで何回かそれとなく尋ねていたのですが、やっと心の整理がついたとのことで、お墓の場所を連絡してくれました。
奥さんと二人で向かった先は群馬県前橋市の「嶺公園」内の墓地です。
諏訪から中央道に乗り、長野道、上信越道、関越道と走り、前橋ICで下りてから約30分走ってやっと目的地に着きました。片道約250Kmでした。
「嶺公園」は赤城山麓に作られたすごく広い公園で、その中の霊園もびっくりするくらいの規模でした。公園入り口の管理事務所で墓地番号を教えてもらったのでなんとか目的の場所へたどりつくことができました。
ジョージの眠るお墓はりっぱな石塔が立ち、きちんと手入れされているようでした。
墓前でしばし合掌。墓誌には「…平成十六年九月二日…五十六才」の文字が刻まれていました。
五十六…か、あと何年かで私もジョージに追いつく年齢か..
ジョージ、ずいぶん遅くなったけど、お墓参り来たよ…
